記録メディアについて(SDカード)
記録メディアの性能に気をつけたことはありますか?
Sony製品を使う事が多い私にとって、記録メディアといえばメモリステックかSDカードとなります。
他にもプロ向けカメラではコンパクトフラッシュが用いられている等がありますが、
最近ではSDカードがメジャーだと思います。
ただSDカードもSD、SDHC、SDXCと容量が大きい規格が登場し、
しかもclass2、class4、class6、class10、UHS-Iなど規格が異なるクラスが存在します。
ちなみにclass**は最低保証レート(転送速度)が義務付けられています。
class2は2MB/s
class4は4MB/s
class6は6MB/s
class10は10MB/s
UHS-I規格とはUltra High Speedの略で最低保証転送速度は10MB/sで
class10と同じように思いますが、将来は速度が上がるにつれてこちらが主流になるのかもしれません。
現在はUHS-Iしかありませんが、最近UHS-IIが策定されたようです。
SDとSDHCはFAT32でフォーマットされていますが、SDXCはexFatでフォーマットされており、古いOSでは読めないと思いますので注意が必要です。
カメラも同じくSDXC対応の製品のみでの利用となります。
さて、本題の“記録メディアの性能に気をつけたことはありますか?”についてですが、
みなさんはいかがでしょうか?
ビデオカメラではカタログにclass6以上のカード推奨とかありますが、
カメラでは気を使ってない方も多いと思います。
私はSonyのカメラなのでメモリスティックの高速版を利用していますが
書き込みが速いと、次の撮影までの時間が短くなり便利なことが多いです。
そんなときにより早い転送速度のカードを利用したいと思い、
サンディスク エクストリーム プロ SDHCカード の16GBを購入しました。
転送速度がカタログ値で読取り最大95MB/秒、書込み最大90MB/秒です。
私のカメラはどれもUHS-Iに対応していないので、フル性能を発揮できないでしょうが
それでも感覚的に速くなっていると思います。
UHS-I規格のカードはいままでのUHS-I未対応のカメラでも動作しますし、
カードリーダーも読み書きできるので、今後のことを考えるとできるだけ転送速度の速い
カードを所有してお使いになるほうがいいのではないかと思います。
ちなみにサンディスク エクストリーム プロはウォータープルーフ、ショックプルーフ、
X線プルーフ、温度は-25℃から85℃まで保証されています。
ですから、寒い場所での撮影を行う場合などは、カメラはもちろんですが
記録メディアもしっかりとしたものをお使いになることをお勧めします。